ギリシャの概要
ギリシャは、神話と伝説に彩られたロマンの国。古代と現代が絶妙に溶け合う聖地だ。まさに後世のヨーロッパ文明のベースを築いたのがここギリシャであり、紀元前からの長い激動の歴史を辿れる古代遺跡が、国中に点在している。日本の約3分の1の小さな国なのに、世界遺産が16つ(18ヶ所)もあるという事実が、ギリシャの深い歴史を物語っているかのようだ。また、彫刻、演劇、文学、哲学、科学、政治、言語体系など、ギリシャで発祥した文化や芸術が現代社会に与えた影響も多大だ。アテネの英知を感じられるパルテノン神殿をはじめ、ギリシャ神話の神々を祀った宮殿、当時の生活を彷彿とさせる歴史博物館などを通じて、古代の神秘にタイムトリップできる魅惑の国と言える。
また、この遺跡巡りに加えて、世界中の旅人を魅惑するのが、紺碧なエーゲ海にちりばめられた3000以上の島々だ。特に、観光ピークは夏場。ミコノス島、サントリーニ島、クレタ島、ロドス島などの美しい島々には観光客があふれ、旅人のエネルギーで活気付く。大地を照り付ける灼熱の太陽、延々と続く砂浜、澄み切った青空、黄金に輝く海面…。究極のリゾートアイランドで過ごす時間はまさにパラダイスだ。また、白壁の家々や教会が立ち並ぶ風情など、町自体が絵画のように美しく、お伽話の世界を旅している気分に浸れるのもエーゲ海諸国ならではの醍醐味。ほんの素朴な風景や景観との出会いに、感動を覚えることも少なくないだろう。

夕暮れ時に、海を見下ろすロマンチックなオープンテラスのレストランか、海辺のサンセットバーに行ってみよう。大地を茜色に染めながら沈むエーゲ海のサンセットは、息をのむほど美しい。生涯忘れられないシーンとして、旅の思い出アルバムに貴重な一ページを刻むに違いない。
そして、ここにきたら、ギリシャ人流のスローライフを満喫してほしい。ギリシャ人のマインドは「人生を楽しむこと」。昼間はシエスタでゆっくりと休み、夜はタベルナ(ギリシャ料理の食堂)に集い、食べ、飲み、深夜まで語り合う。ズブキの音楽に合わせて歌い、踊る。まさに人生を謳歌することが、彼らの生き方なのだ。この、開放的で、ナチュラルな生き方から学ぶことは無数にあるはずだ。
オリーブの実をつまみに極上のワインを飲みながら、あるいは、古代遺跡を辿り過去に想いを馳せながら、そして、あこがれの地中海リゾート地でリラックスしながら、ギリシャの魅力をジックリ楽しんでほしい。ギリシャは、きっと、日常に追われ失いかけていた大切な「何か」を、思い起こしてくれるだろう。
